よく受けた質問に対する回答

お見舞いに来られた方々やお見舞いメールでよく受けた質問への回答を作成しました。

質問1:今回埋め込んだ腰椎固定金具はチタン製ですが、飛行機に乗るときの金属探知器によるチェックに引っかかるのでは。また、引っかかったときはどう言い訳するのか。

回答:主治医に確認したところ、以前は搭乗時の金属探知器が反応したときに備え、携帯可能な小型のレントゲン写真を渡していたそうです。しかし金属探知器に反応したとの前例は聞いたことがないそうで、現在は写真を渡すことも行っていないそうです。

その後、主治医が詳しく調べてくれた結果、次のことが判明しました。

入れた金属の量や金属探知器の感度等で反応は異なるそうですが、国内の空港が使用している金属探知器では、ほとんど反応しないそうです。
ただし、海外の空港では反応することがあるそうです。
従って、外国では整形外科医が証明を発行することが多いとのことでした。
今後、海外旅行するときは、何らかの対策が必要かもしれません。

「手荷物同様コンベアに乗ってレントゲンで確認するのでは?」、と推測された方もいらっしゃいましたが、それは無いようです。


質問2:埋め込んだ固定用の金具は、いつ取り出すのか。

回答:チタン製の固定金具は、第5腰椎と仙骨が1つにくっつくまで、この2つの骨が動かないように固定しています。
従って、骨が形成されて1つになってしまえば、その役割は終了するわけですが、あえて取り出す必要もないので、通常はそのままにしておくそうです。

というわけで、今度この金属が現れるのは、私が亡くなり火葬場で焼かれた後ということになります。
私の子供たちが、配偶者や孫と一緒に、「ほら、こればい。おやじの中に入っとったチタンは!!」とか言いながら、箸でつつく光景が想像出来ます。
私の葬儀に参列された方々は、是非火葬場までお越し下さい。実物が拝見できます。
(形見分けとして貰っていただいても結構です。)

埋め込む固定金具にメッセージを彫ってくれるサービスがあれば、私は 遺言でも彫ってもらったのですが、残念ながらそのようなサービスは存在しませんでした。
(このサービス、付加価値あると思うんですけど・・・)

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