同意書(手術・麻酔)の内容


私は、あなたの病状が「腰椎椎間板変性」であること、そして「後方進入L5/S前方固定術+後方固定術」の手術(麻酔)が必要であることを説明いたしました。また、手術時やその後に起こりうると考えられることについても説明を付け加えました。


予定手術日:2000年10月31日


説明内容
上記により、手術的に治療いたします。手術当日は、手術室に搬入された後、麻酔の準備を始め、麻酔導入そして手術、麻酔覚醒、退室準備という手順ですすみます。我々スタッフは、あらゆる状況に対応できるように訓練され、また経験しております。安心しておまかせください。手術室にいる時間は、予定手術時間のプラス2時間を考えていてください。脊椎の手術は神経をあつかう手術です。神経は非常に繊細であり、予測のできない事で障害を受けることがあります。つまり、術後の麻痺です。この件、ご了承ください。また、手術中の出血により、輸血をしなければならなくなることもあります。この場合本人はもちろん家族の了承も得ず輸血を行うことがあります。ご了承ください。術後考えられる合併症として、手術創の感染、肺炎、また下肢などの血栓が肺などに飛ぶ肺梗塞などがあります。また、麻酔時の挿管のため、歯(刺歯、入れ歯)の損傷も有り得ます。ご了承ください。

手術内容
第5腰椎/仙骨間の固定を行います。背中より進入し脊椎神経をよけて椎間板を一部切除し、ここにチタン製の椎間板スペーサーを挿入、および腸骨より採取した骨を挿入いたします。またこれらを固定するため椎弓より4本のスクリュウを挿入いたします。約4時間の手術時間を予定しております。

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