模様(薄紫)

入院日誌(入院後手術までの一週間)

日付

主な出来事

10月23日
(月)
朝9時に入院窓口で手続きを済ませ、整形外科外来にて診察を終え、いよいよ入院病棟へ!!
希望した個室はなく、とりあえず4人部屋に入る。整形の入院病棟は亡くなる人がほとんどいないせいか、暗い雰囲気がないのが救いである。
今日は胸のレントゲンと心電図の検査、および種々の絆創膏を24時間貼って、まけないかどうかを調べるテスト、アルコール綿にまけないかどうかのテストが行われた。しかし、全部あわせても1時間程度で終了。あとは退屈な時間つぶしに突入。10時消灯は地獄と同じです。
10月24日
(火)
起床は6時、なんと自然に目が覚めた。まだ生物時計は正常に機能しているようだ。
朝、採血をした後は何もなく、ベッドでゴロゴロしていた。うとうとしては起きて本を読み、またうとうとする。その結果、横向きで寝ていても腰が痛むようになってしまった。
今日の午後、4人部屋から2人部屋に引っ越しした。しかし個室ではないので気を遣ってしまう。(消灯後スタンドが使用できないとか)
昨日の絆創膏アレルギー検査の結果、一番安い紙製絆創膏にのみ負けてしまい、水疱ができていた。やはり高いものしか受け付けない体質なのか・・
夕方、耳からの採血検査があった。これは耳から血を出し、何分で出血が止まるかを検査するそうだ。一般に5分以内で止まれば問題ないようです。
夕食は6時、その後もうとうとと読書の繰り返し 
10月25日
(水)
いつものように6時起床、今日は何も検査がないとのことだったので、思い切って外出させてくれとお願いする。
その結果、昼過ぎから20時までの外出許可がでた。おかげで、このホームページも更新ができた次第である。
帰宅後家内にお願いして、夕食はカレーを作ってもらった。(入院食の献立にカレーがないのは残念だ)
明日はいよいよミエログラフィー検査である。相当痛いとの噂であるし、検査後の後遺症も激しいらしい。ミエログラフィー検査とは脊椎に背中から造影剤を注入し、CTスキャンで撮影するもの、造影剤が頭に環流した場合、味わったことがない強烈な頭痛と吐き気が一週間は続くそうだ。今晩眠れるか心配である。
10月26日
(木)
いよいよミエログラフィー検査当日となった。昼食を抜いて14時から実施、可動式ベッドを備えたレントゲンにエビ状に丸くなり、脊椎への注射を待つ。結果、全然痛くなく終了した。脊椎への注射は腕の良い先生だと痛くないのがよく解った。その後ストレッチャーに乗せられてCT室へ移動。(視界には病院の天井のみが飛び込み、ベンケーシーを思い出しました)CTスキャナー終了後は3時間の絶対安静、これが仰向けに寝かされたため、腰が痛くて痛くてたまらなかった。なお、造影剤の脳への逆流もなく、頭痛におそわれることはなかった。
噂ほど痛い・怖い検査ではなかった。
10月27日
(金)
昨日のミエログラフィー検査結果を基に、手術日が決定した。来週31日の8時45分開始、終了は午後3時頃を予定とのこと。ミエログラフィー検査の結果、仙骨の変性が神経を圧迫しているのが発見され、手術方針を変更したとのこと。インフォームドコンセントに基づき、種々のリスクを説明いただいたが、失敗例や失敗した結果下半身麻痺が生じた例を聞き、正直びびってしまった。
できることなら手術なしで済ませたいが、予想以上に悪く手術しか直らないとのこと。
10時の消灯をすぎても、暗闇の中でいろいろと考えていまい、眠れなかった。
明日、明後日は手術準備ということで外泊許可がでた。
10月28日
(土)
いつも通り6時起床、7時30分からの朝食を済ませ、帰宅した。
10月29日
(日)
自宅での夕食を済ませ、ホームページを更新して20時に病院に戻った。


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