日付 |
主な出来事 |
12月5日 (火) 術後35日 |
今日から座位可となった。朝からベッドを低くし朝食を座って食べた。しかし、立っている方が安定感があるようだ。 その後、昼食・夕食とベッドに座って済ませたが、長く座っているとお尻の筋肉が痛む。 長い入院生活でお尻の筋肉が減少しているのが原因と思われる。 リハビリもフローミルに加えて、階段の昇降訓練が追加、また歩行器の使用は軽く捕まる程度にし、フリー歩行に備えることとなった。 体重は17時半に測定し66.5kg。 主治医の話だと、座位で特に支障が生じなければ、12月10日にも退院できるとのこと。 |
12月6日 (水) 術後36日 |
フローミル、階段昇降に加えてスクワット(真っ直ぐ立ったまま膝を曲げて体を落とし、また立ち上がる運動)がリハビリメニューに加わった。10回を1セットとし、2セット行ったが、結構疲れる。 午後には歩行器も返却しフリー歩行となったが、問題なく歩けるので安心した。 座位開始後大きな問題も生じなかったので、12月10日退院が決定、そこで退院準備として持ち込んだ荷物の整理を始めた。 また、これまで立ってパソコン操作をしたり、食事を取っていたテーブルを取り上げられたので、これを機会にパソコンも先に撤収することにした。もう気持ちは退院モードである。 退院後に備えて午後から眼科を受診した。 入院生活で右目の視力が極端に低下した感じを受けるためだが、受診した結果、入院患者にはよくある症状で、一時的な視力低下とのこと。退院すれば視力は回復するので、眼鏡の調整は不要と診断された。 また、本日職場の同僚が同じ病棟に入院した。 彼の場合は完璧な椎間板ヘルニアで、来週火曜日に手術とのこと。 私と異なり、内視鏡によるヘルニア摘出で、切るのも3cm程度、入院も術後1週間程度で済むそうだ。 退院までの数日は入院患者の先輩として、看護婦さんの性格等、いろいろとレクチャーするつもりだ。 |
12月7日 (木) 術後37日 |
退院まで後3日。 今日はリハビリの他にレントゲン撮影があった。レントゲンの結果も良好で間違いなく10日退院とのこと。 その後、主治医から退院後の療養計画について説明があった。退院後の主な留意点としては、 ・重いものを持たないこと。 ・長時間座ったり、立ったり、歩いたりしないこと。 ・お風呂の湯船につかるときは正座すること。 ・一日30分の散歩は必要。等々 まだ固定した第5腰椎と仙骨が一つにくっつくかどうかは保証できないとのことで、大事にするよう注意された。 |
12月8日 (金) 術後38日 |
退院まで後2日。リハビリは今日が最後である。 スクワットが原因で、太股がひどい筋肉痛になった。 しかし、体重は65.7kgと減りだした。 昼頃、看護婦さんから「急に個室が必要となったため大部屋に変わってもらえないか」と申し訳なさそうに相談を受けた。社会復帰の練習と思い、承諾し引っ越しの準備にかかった。引っ越し先は入院当初に入った4人部屋だったが 当時の患者はみんな退院したのか、すべて入れ替わっていた。 夜10時にはきっちり消灯、隣のいびきに悩まされ眠れない。やっぱり部屋を変わったのは失敗だったか、と後悔した。 |
12月9日 (土) 術後39日 |
退院まで後一日。 最後の一日はなるべく安静に過ごした。 いつもの通り、家内が午後にやってきた。今日で手術後40日間連続で通い詰めたことになる。専業主婦とはいえ良く面倒を見てくれたと感謝している。 明日は退院だが、日曜日で医療行為もリハビリも無いので朝一番に退院することにした。従って今日残りの荷物を子供を使ってすべて持ち出した。 明日起きたら着替えてタクシーで帰宅するつもりである。 通算49日の入院生活とやっとおさらば出来ることを楽しみに、隣のいびきに耐えて眠った。 |
12月10日 (日) 術後40日 <退院> |
退院の朝、6時には目が覚めた。 トレーナーから外出着に着替え、看護婦さんや入院している同僚に挨拶し、なんと7時には病院を出た。 タクシーの中から家に連絡したが、子供達は全員まだ寝ているとのこと。結局子供の迎えもなく一人で家に着いた。 朝ご飯は念願のカレーだ。なんと手術前に外出したときに食べて以来、45日ぶりである。(その時の冷凍物) その後お風呂を沸かして、正座して湯船につかり、入院生活の垢を落とした。 病院の風呂と違って手すりもなく非常に危険を感じた。 風呂から上がってコルセットをはずした状態で体重をはかると、なんと65.3kg。この体重を死守しないと・・。 久しぶりに家の中を歩き回ってみると、結構危険なところも多い。転ばないように注意しないと・・。 |
12月11日 (月) 術後41日 |
昨日は荷物整理等で結構忙しかったため、床についたのは夜12時を回っていた。ベッドに横になって気が付いたのが、マットレスが柔らかく不安定であること。体が沈み込むので腰に負荷がかかる。落ち着かずなかなか寝付かれなかった。 そこで今日はその対策を考えた。 マットレスはハードタイプに買い換えるとしても、発送に一週間程度かかるため、とりあえずベッドの上に敷き布団を2枚ほど敷いてみた。多少は腰の沈み込みを防止できたので、当面はこれで我慢することにした。 その後はインターネットでマットレスに関する情報を収集。 2〜3日はマットレス選びで時間がつぶせそうだ。 一日30分程度散歩をするように指導されていたが、昨日・今日と外に出なかった。明日からは散歩を始める予定。 |
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