模様(薄紫)


療養生活の記録


正直な話、私も自宅療養の必要性から療養内容については、はっきり理解していませんでした。
しかし、退院するに至って初めて療養の必要性が理解できました。
というのも、まだ完治していないのに退院するのが現状で、身体自体すぐに社会復帰できる状態ではないのです。
一週間も寝たきりでいると、筋肉は落ち、歩くのもままならない状態となります。実際に経験しましたが、歩くどころか話をするのも5分と持たなくなります。
(この話好きの私が、しゃべっていると疲れて話をしたくなくなる程です)

まして1ヶ月半も入院し、ほとんど活動していない状態で退院すれば、日常生活から外出まで問題なく過ごせる様になるには、確かに時間が必要です。
また、筋力を回復させることと同時に、社会生活を前と同様に過ごせるという自信も必要です。

退院時に指示された自宅療養時のリハビリ内容は、30分以上の運動が必要(水中歩行が望ましい)程度のものでした。後は患者の自主性に任されていました。
少なくとも療養中にやってはいけないことや気をつけることは、退院後の療養計画書に指示されていますので、それを守った上で出来る限りリハビリを行おうと思いました。


退院時の主治医との会話では、「術後12週経過で職場復帰出来るでしょう」とのことでしたので、これを目標として以下の自宅療養計画を作成しました。
(なお、療養生活の結果は日誌としてまとめています。週の欄をクリックしてください。)
目標 結果
2000年
12/10〜12/16
(術後7週目)
○自宅内での生活に慣れる
○自宅周辺の散歩を始める(30分から1時間)
目標達成
12/17〜12/23
(術後8週目
○車の運転に挑戦する
○車でプールに行き水中歩行を開始する(30分から1時間)
目標達成
12/24〜12/30
(術後9週目)
○自転車に挑戦する
○水中歩行(1時間)または散歩(2km)
ほぼ目標達成
12/31〜1/6
(術後10週目)
○プール休業のため散歩・自転車でのリハビリに特化。
○町中歩行やバス・地下鉄の乗降に慣れる。 
未達成
2001年
1/7〜1/13
(術後11週目)
○散歩4kmまたは水中歩行(1.5時間)
○職場復帰後の生活計画を主治医と相談し策定
ほぼ目標達成
1/14〜1/20
(術後12週目)
○職場までの通勤経路を問題なく往復出来るか確認
○職場復帰に向けた準備
職場復帰したためリハビリは中止

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